観た映画を吐き出した煙の様に漂い散っていく思い

キンキン

2月3日はライブに出てた。なんか本当に久しぶりという感じで、ゲロゲロに滑った。くらったなー。こんなに滑るか。ほんの半年前は当たり前だったのにきついな。

キンキンに会場をしてしまった。トップバッターで何してんねん。

帰りに喫茶店でネタ合わせしていい感じにネタが仕上がった。これなら行ける。

デート

日記サボっちゃった。2月2日の出来事を今書こうと思う。

朝、10時に新宿で相方と待ち合わせをした。お互い20.30分の遅刻は当たり前で、その日も当然の遅刻をした。公園で待ち合わせしてたのだが、寒い寒すぎる。2人でタバコを吸ってカラオケに移動することにした。いつも行くまねきねこにしようとしたら閉店しちまってたので、ぶらぶらカラオケを探して彷徨うゾンビになっていた。ゾンビ2人は激安カラオケを発見して飛びかかった。6時間で980円、飲み放題付き安すぎる。ゾンビは血色を取り戻し、ほぼ人間に戻ってカラオケに入った。ポップコーン食べ放題だったので、食べたら、お腹が痛くなった。油が古かったのかもしれない。お腹が弱いので、油に当たりやすい僕にはきつかった。激痛カラオケとネタ合わせをこなして、僕はデートに向かった。

 

亀戸で、デート。マッチングアプリで知り合った人と。小洒落たお店でワインを嗜んだ。グラッパというイタリアの葡萄の蒸留酒があったので飲んでみたが、きつい。度数がきつすぎる。ちょっと酔っ払って気持ちいい気分で店を出て送った。感想は楽しかった。楽しかったし、触れたいとも思った。けど、一緒にいよう。ずっととは思えない。結局、酔っ払ってしまったのもあって肩を寄せ合ってしまった。危ない、危うく手を握ってキスをするとこだった。軟派者め。酔いが覚めてから後悔するぞ。

 

寝るのが好きすぎる

昨日の夜、ライブ終わりに誰かと喋りたすぎて近所に住む同期に連絡した。バイトがもう直ぐ終わるからと快く会ってくれた。彼とはたぶん同期で1番仲良くしていると思う。僕の住む街には同期は1人しかおらず、お互い近所だと理由でよなよなお互いが喋りたい時に連絡をとっては合う関係ではあるがなんだかんだ熱く語れる仲間がいるのは嬉しい。

中華一番館でメガハイとビールを呑んで程よく酔っ払って寒空の中、公園で話し込んだ。お互いの現状、将来への不安。お互いお笑いが好きすぎる。そうして、深夜2時を過ぎてお開きした。

帰ってから、日記が書き終わってないことに気づき、最後を打ち込んで眠った。酔っ払って日記なんて書くものじゃないなと思う。明らかに適当に書いている。コインランドリーが長い存在証明ってなんやねん。いや、コインランドリーが僕の存在証明なのかもしれない。

 

ネタ合わせがあるので朝起きたら、相方から「ごめん、今まで起きてて今から寝るから16時集合でいい?」と連絡があった。おかげでデートがなくなった。いや、いいんだ、デートよりも明日のライブを本気でやりたいから。いいんだ、悪い事をむこうにしても。嫌われようと。いや、ほんとごめんなさい。そうして、二度寝した。二度寝してたら、電話がかかってきた。相方と一緒に朝までいたやつだった。出るか悩んだ、電話をとったら「ごめん。俺ら朝まで飲んでてネタ合わせだったよね。ほんとごめん」との事だった。いいんだよ。僕のデートがなくなって、ネタ合わせの時間も削れてネタが完成しなかったらお前のせいだよ。と一瞬考えたが、そんな事言っても仕方ないので「いいよ。昨日はありがとう」とだけ伝えた。

おかげで目が覚めて時間を確認したら14時前だった。今日もダンサー・イン・ザ・ダークを観れなかった。いや、観ようと思ったら観れたんだろう。ただ、起きれなかった俺のせいだ。

 

寝るのが好きすぎる。夢の中にいるのも好きすぎる。時折、僕は寝ている間の意識は別の世界の住民なのではないかと思う。僕が見る夢は世界があって、同じ景色、同じ人物、違う状況で見る事がある。これはもはや別の世界に意識だけあるのではないかと思うくらいだ。そんな夢を見ているのが好きだ。また、見たいが為に寝る。起きては寝る。起きては寝るを繰り返していると永遠に寝れるくらいだ。そうして現実を損していく。映画観たかった。明日、ライブの入り18時半だぞ?無理そうだよ。まだ、ネタ完成してないんだから。次はいつどこでやるのだろう。いいんだ。また待てば。TSUTAYAで借りてもいいけど、この作品は絶対に違う。映画館で観るべきだから待つよ、僕は。

 

そういえば、足が痛い。昨日、2万歩歩いたから??バイトを辞めてから筋肉が落ちたかな。筋肉なんてほんと一瞬で落ちるよ。

存在証明

今日は朝起きてから、コインランドリーに向かった。とても面倒くさがり屋の僕は洗濯物を平気で2週間分溜めたりする。2週間も溜めた事もない人の為にどれくらいか伝えると、1人暮らしの洗濯量で大体10kgくらいはあると思う。IKEAの青バックの1番大きなサイズがパンパンいや、今にも溢れそうなくらいには洗濯物がある。そうなると当然、家の洗濯機を3回くらい回さないといけなくなる為、僕は最近コインランドリーを使っている。歩いて15分くらいの距離にあるコインランドリーで。ちょっと想像して欲しいのだが、10kgを持って15分を歩く事をどう思う??相当な重労働になると思わないかい?だから、僕はコインランドリーに行く度に「あぁ、こまめに洗濯しておけば」と反省するが、僕くらいになるとその反省を活かすことすら面倒くさい。そんなこんなでコインランドリーに向かった。ちなみにであるが、2週間も洗濯物を溜めた時のアドバイスとして、洗濯物は臭いを嗅がない事である。多分、忘れていたはずの記憶が蘇る。オトナ帝国のヒロシの様に。

コンランドリーで洗濯物を回している間、僕はほぼニートでお金がないのでパチンコ屋に行くことにした。ぶらぶら回って、美味しそうな台があったので打った。今日はちょい勝ちくらいやな。ただ、少し打ちすぎて乾燥機から少し取り出すのが遅れてしまった。申し訳ないと思う。僕は常々思うんだが、コインランドリーの洗濯物取り出さない問題は国会で語ってもいいと思う。平気で1時間以上放置していくやつは何なんだ。時間にもよるが夜のコインランドリー稼働率が高い時にやられると腹が立つ。一刻も早くコインランドリー回収法を作って欲しいものだ。

話が横道にそれてしまったが、今日は午後から映画を観に行こうと思っていた。「ダンサー・イン・ザ・ダーク4Kリマスター版」同期が1番好きな映画に挙げていた作品を映画館で観たいと思い、観れずにいた作品。上映している映画館が今あるみたいで行きたかったのだが、パチンコ、洗濯で間に合わなかった。あと、2日いけるのか僕??

諦めて帰ったのだが、夜はライブがあるので出なければならない。コンソメベースのブロッコリーと玉ねぎとキノコのパスタを食べてゆっくりしてから出た。久々に緊張した。練習も本番もこなしているから慣れているネタであったが、変な高揚からなのか緊張した。一箇所飛ばしかけて焦った。結果としてはややウケ。本当にウケる状況まで頑張らなくちゃ。

講評を受けたが、俺をみていなかった。見る必要がないのか。今日は先輩とも会話がうまく行かなかった。ずっとパチンコの事を考えているのもやだった。俺は何になりたくて、何のために生きているんだろう。面白くない顔をされて面白くないレッテルを呑み会で貼られて。

俺は東京にきて何をやっているんだろうか。そうやって毎日存在証明を考えながら生きている。

 

 

犬よ

ペットなんて飼うもんじゃない。投稿が空いてしまった事は申し訳ない。

 

先日、実家にいる父からLINEが届いた。「クゥ(犬の名前)もうダメかも。」実家で飼っている犬は一昨年の11月にアポってしまって、そこから歩行が不自由になり、認知症になってしまった。目も見えなくなり、物に当たりながら歩く様はほとんどゾンビと変わりがなかった。そんな状態だから、なるべく仕事が休みの日は東京から実家の千葉まで帰っていた。もしかしたら次来る時は、そんな気持ちで毎回いたから驚きはしなかった。ただ、帰ってみれば、昔の小説の様に、主人公が「チチキトク」との電報で帰ってみれば何食わぬ顔で元気にいる父にがっかりしたみたいな展開を想像したが、現実はそうはいかなかった。もう自分で寝返りも打てず、水すら飲まないでいた。「あぁ、限界か」と悟った。強い犬だった。

 

飼うきっかけは、俺が小学6年生の春。母親の友達の家で子犬が産まれたから貰ってくれる人がいないかと我が家に相談された事から始まった。皆んな知らないと思うが、いや、知らなくて当然なのだが、俺はコーギーが好きだ。あの短い足、スッーと伸びた鼻、つぶらな瞳全部がかわいい。だからこそ、飼いたくてしょうがなかった俺は中々承諾しない親に小6ながら、デパートの階段で泣きまくるという作戦を使って親を困らせて、飼う事になった。

飼う前に兄弟がいるからとどの子を引き取るか観に行った。みにいって分かった。この子だと。一際デカかった。デカ過ぎた。サイズが一匹だけ桁違いで生命感が違った。この子にしようと決めて、もう少し大きくなってからと数ヶ月後引き取った。

うちに来てからあいつはとにかく元気だった。家の玄関は齧ってボロボロにするし、庭では走り回るし、地面を掘りすぎて植えてた花はダメになった。一応、家の中で飼っていたが、庭に出してやると喜んでいたので、日中は出すことが多かった。ただ、通行人に吠えまくるのは勘弁して欲しかった。通行人すまんね。けど、うちの犬を殴ったジジィは今でも許さん。吠えてしまったのは悪いが鈍器で殴るな。ケロッと忘れて元気にしてたけど、怪我がしばらく治らんかったぞ。子犬なのに成犬の柴犬に喧嘩売って怪我したりとちょくちょく怪我してたけど、まぁ大きな病気もせず育っていったよ。一昨年の11月まではな。

 

11月にアポっていたと父が一昨年の年末に俺が実家に帰った時に漏らした。嘘だろ?聞いてないって、だからこんな体が曲がってまっすぐ歩けてないのか??昔は脂肪も少しのっていて、医者からもデブデブ言われる様な子だったのにガリガリになってしまって、別の犬様になっていた。父曰く、アポった時はずっと痙攣していて、飯を1週間くらい食おうとしないから直接口に手を突っ込んで、チュールをぶち込んでいたらしい。それから少しずつ回復して、もりもりご飯食べてるようになったと。やっぱり強い犬だと思った。いや、強い犬だよ!!目がまだ生きるよって力強かったもの。

 

そんな状態で、1年以上生きてたけど、とうとうその時が来た。実家に帰った次の日の朝、あいつの夜泣きで起きて、見に行ったら心臓の鼓動が弱まり、呼吸が大きくなっていた。それでもずっと泣き続けていた。撫でても泣き止まず、あと少しの命を悟り父親を起こした。徐々に低下していく体温、大きくなっていく呼吸、最後には吠える力すら失っていった。そして、心臓の鼓動がほとんどなくなり、大きくなった呼吸は必死に酸素を入れようと全身を曲げて吸う様になり、数分後には呼吸が止まった。止まった瞬間、目から正気がフッと抜けるのが分かった。ああ死んだんだ。死んでしまったんだ。涙が止まらなかった。呼吸が苦しかった。今までありがとう。うちの家に来てくれてありがとう。いっぱいいっぱいありがとう。感謝が止まらなかった。死に立ち会えてよかったと思う。滅多に泣かない父が最後に犬を抱いて「ありがとう」と泣いた事は死ぬまで忘れないと思う。

 

だからこそ、俺はペットなんて2度と飼うものか、ペットなんて臭いし、高いし、散歩には行かなきゃいけないし、死んだ時が悲しすぎる。くそ、なんでこんな別れをしなければいけないんだ。恋人との別れに耐えられても死に別れを耐えられる訳がない。だから、どうか将来出来る我が子よ。ペットを飼いたいなんて言わないでくれ、俺より先に死んでいく奴をもう見たくない。

 

クゥが死んでからセカチューを観た。恋人なんてつくるもんじゃない。

日記を書く

日記を日課に。日記を書く習慣のない僕には誰に見られるでもない記録を綴ることには出来ないと思い。ブログに残す事にした。

 

正直、日々の経験を赤裸々に残す恥ずかしさはあるけども、人にみられるなら頑張ろうという意志が意識が僕にはちょうどいいと思う。誰に見られなくても別にいいけど。